福山市|猫と車いすに配慮した全面リノベーション施工事例

福山市芦田町で行った、木造2階建住宅の全面リノベーションをご紹介します。
今回のお客様は、4匹の愛猫と暮らしながら、車いすでも快適に生活できる住まいへのリフォームをご希望でした。

「室内を車いすで移動しやすくしたい」
「猫がのびのび遊べる家にしたい」
「猫の抜け毛や粗相にも対応しやすい床にしたい」
「お気に入りの雑貨を飾って楽しみたい」

そんなご要望をもとに、バリアフリーと猫との暮らしやすさを両立した全面リノベーションを行いました。
キャットウォークや猫専用の通路、猫用トイレのスペースを設ける一方で、段差をなくした動線や車いす対応のキッチン・洗面、手すりなども計画。
家族も愛猫も、毎日を快適に過ごせる住まいへと生まれ変わりました。

今回のリフォームでご相談いただいたこと

今回のお客様からは、主に次のようなご相談をいただきました。

・1階はできるだけ段差をなくし、車いすで移動しやすくしたい
・4匹の猫がのびのびと過ごせる空間にしたい
・猫の抜け毛や粗相にも対応しやすい床にしたい
・キャットウォークを設置したい
・お気に入りの雑貨を飾って楽しみたい
・キッチンやリビングを明るくしたい
・収納を増やしたい

そこで、車いすで移動しやすい動線を確保しながら、猫が室内を自由に行き来できる仕掛けを取り入れたリノベーションをご提案しました。
床材には水や汚れに強く、お手入れしやすいフロアタイルなどを採用。
内装は白と木目を基調にまとめ、施主様がご支給されたペンダントライトや雑貨が映える空間に仕上げています。

キッチンを土間スペースへ変更

【BEFORE】

BEFORE
車いすでの移動が難しかったキッチン

キッチンは一般的なタイプで、車いすや椅子に座って作業する場合には、少し斜めになって作業する必要がありました。
また、車いすで移動するにはスペースが狭く、出入口には段差もありました。
収納スペースが少ないことも、お困りごとのひとつでした。

【AFTER】

AFTER
車いすでも使いやすいキッチンへ

もともとキッチンがあった場所は、広々とした土間スペースへ変更しました。
駐車場から室内へスムーズに入れるよう、勝手口の外にはゆるやかなスロープを設置。
土間には車いす用のリフトを設置し、室内への移動にも配慮しています。
また、4匹の猫用トイレを置けるスペースを確保。
猫用トイレの上にはカウンターを設け、窓辺には猫が外を眺めながらくつろげる棚を造作しました。
ちょっとした洗い物ができるよう、小さなシンクも設置しています。
猫と暮らすうえで欠かせない「トイレスペース」も、生活動線の中に無理なく組み込んでいます。

猫と暮らすための専用設計①|猫が自由に行き来できる仕掛け

CAT DESIGN
猫ちゃんが自由に行き来できる工夫

カウンターには、猫が土間からステップを使って登れるよう工夫を施しました。
カウンター下に猫用トイレを置いた場合は、それをステップとして活用することもできます。
さらにカウンターには猫が出入りできる穴を設け、猫自身が好きな場所へ移動できるようにしています。

車いすで使いやすいキッチンとお手入れしやすい床

【BEFORE】

リビングにはキャットタワーやPCデスク、ソファなどがあり、車いすで移動するには十分なスペースが確保できていませんでした。

【AFTER】

リビングがあった場所には、新たにキッチンを設置しました。
キッチンにはTOTO「ミッテ」を採用。
車いすや椅子に座った状態でも作業しやすいよう、シンク下にスペースがあるタイプを選ばれました。
床材にはフロアタイルを採用。
水や汚れに強く、汚れた場合にも拭き取りやすいため、猫と暮らすご家庭にも使いやすい床材です。

段差をなくして使いやすくなった浴室・洗面スペース

【BEFORE】

浴室と脱衣室には段差があり、出入りがしにくい状態でした。
また、脱衣室の床はタイルだったため、冬場は寒さも感じやすい空間でした。

【AFTER】

BARRIER-FREE
段差をなくして快適な水まわりへ

お風呂と脱衣室の位置を変更し、廊下からまっすぐ脱衣室を通って浴室へ移動できる動線にしました。
浴室にはカウンター兼用ベンチがあるタイプを採用。
浴室内で腰掛けられるため、介護用の浴室椅子を置かなくても使いやすい空間となりました。
浴室にはTOTO「サザナ Nタイプ」を採用しています。
洗面化粧台も車いすで使用しやすいよう、洗面ボウルタイプを設置。
鏡と収納を組み合わせ、洗面台の横には小物を置ける腰壁も造作しました。
トイレには腰壁部分にキッチンパネルを施工し、手洗い器からの水はねにも配慮しています。

使っていなかった和室を収納とリビングへ

【BEFORE】

和室はほとんど使用されておらず、洋服置き場となっていました。

【AFTER】

2部屋あった和室のうち、約4帖のスペースはウォークインクローゼットへ変更。
もう1部屋はダイニングキッチンとつながるリビングスペースへとリフォームしました。
キッチンとの境には2枚引き込み戸を採用。
普段は戸を開けて開放的に、必要なときには閉じて空間を分けられるようにしています。

CAT WALK
リビングをぐるっと回れるキャットウォーク

猫と暮らすための専用設計②|リビングにキャットウォーク

今回のリノベーションで、お客様が特に楽しみにされていたのがキャットウォークです。
普段過ごす時間が長いリビングに、猫がぐるっと回れるキャットウォークを造作しました。
可動式のステップは、猫の成長や使い方に合わせて高さを変更できます。
ドーム型の猫スペースの横には、テレビボードも猫のステップとして活用できるよう計画。
また、構造上取り除くことができない柱には補強を行い、麻縄を巻いて猫の爪とぎ柱として活用しました。
麻縄が傷んだ場合には巻き直すことができるため、長く使える猫専用スペースとなっています。

猫との暮らしに配慮した2階の床・階段

【BEFORE】

階段や2階の床、内装も経年劣化によるものと猫ちゃんの昔の粗相のあとがついてしまっていました。

【AFTER】

2階の床は、日々のお手入れやメンテナンスのしやすさを考えてクッションフロアを採用。
階段には廊下と同じフロアタイルを施工しました。
猫との暮らしでは、汚れたときに掃除しやすいことも大切なポイント。
日々の暮らしやすさを考えた床材選びを行っています。

施工途中|ほぼ1階を解体して全面リノベーション

今回の工事では、柱と一部の壁を残して1階をほぼ解体。
間取りから見直し、車いすで移動しやすい動線と猫が自由に行き来できる空間を計画しました。
床下には断熱材を施工。
さらに、部屋と部屋の仕切り壁には猫用の通路を造作しました。
ドアを閉めているときでも、猫が部屋から部屋へ移動できるようにしています。
また、屋根瓦の葺き替えも行いました。

BEFORE → AFTER
猫と人が心地よく暮らせるLDKへ

外観も大きくイメージチェンジ

【BEFORE】

昔ながらの由緒正しい和風建築でした

【AFTER】

屋根は洋瓦へ交換し、外壁塗装も施工しました。
内装だけでなく外観も一新することで、住まい全体の雰囲気が大きく変わりました。

移動しやすい住まいへ|動線に手すりを設置

室内の移動をより安全に行えるよう、動線に合わせて手すりを設置しました。
車いすでの移動だけでなく、立ち上がりや歩行時にも使いやすいよう、住まい全体の動線を考えて計画しています。

リノベーション後の暮らし

リフォーム後には、お客様お気に入りの棚も設置されました。
新しくなった空間にぴったりと収まり、好きな雑貨を飾って楽しめる住まいになっています。

猫もお気に入りのキャットウォーク

完成後、キャットウォークを実際に猫ちゃんが使っている様子も撮影させていただきました。
プレゼントさせていただいたニャンモックでくつろぐ姿も、とてもかわいらしいですね。
猫ちゃんがキャットウォークを使ってくれている姿を見ることができ、私たちも嬉しくなりました。

今回の全面リノベーションのポイント

今回のリフォームでは、単純に住宅を新しくするだけではなく、「車いすを使う人」「4匹の猫」「そこで暮らす家族」それぞれが快適に過ごせる住まいを目指しました。

主な施工内容は以下の通りです。

・1階の全面リノベーション
・バリアフリー化
・車いす対応の動線計画
・車いす用リフト設置
・スロープ設置
・車いす対応キッチン
・浴室・洗面・トイレのリフォーム
・猫用トイレスペースの確保
・キャットウォーク造作
・猫専用通路の造作
・猫用爪とぎ柱の造作
・お手入れしやすい床材への変更
・ウォークインクローゼット新設
・屋根瓦葺き替え
・外壁塗装
・室内手すり設置

猫と暮らすリフォームで大切なポイント

猫との暮らしを快適にするためには、単にキャットウォークを設置するだけではありません。
「猫が遊べる場所」と「人が暮らしやすい場所」の両方を考えることが大切です。

例えば、
・猫が自由に移動できる動線をつくる
・トイレを置く場所をあらかじめ確保する
・抜け毛や粗相に対応しやすい床材を選ぶ
・爪とぎできる場所を設ける
・掃除しやすい素材を選ぶ
・人の生活動線と猫の動線を両立させる
など、暮らし方に合わせた計画が必要になります。

今回のように、バリアフリー化と猫との暮らしを同時に考える場合も、それぞれの動線を一緒に検討することで、より使いやすい住まいをつくることができます。

よくある質問|猫と暮らすリフォームについて

猫用のキャットウォークを造作できますか?

はい。お住まいの間取りや猫の年齢・頭数、普段の過ごし方などを考慮しながら、キャットウォークやステップなどをご提案できます。

猫の粗相や抜け毛を掃除しやすい床にできますか?

床材にはさまざまな種類があります。今回の施工ではフロアタイルやクッションフロアを採用し、お手入れのしやすさにも配慮しました。暮らし方に合わせて床材をご提案します。

猫用トイレを置くスペースもリフォームできますか?

はい。今回の施工では、4匹の猫用トイレを置けるスペースを土間に確保しました。猫の頭数やトイレの数、掃除のしやすさなどを考慮して計画できます。

バリアフリーリフォームと猫のためのリフォームを一緒にできますか?

はい。今回のように、車いすで移動しやすい動線と猫が自由に移動できる動線を合わせて計画することも可能です。ご家族とペット、それぞれの暮らし方を伺いながらご提案します。

福山市で猫と暮らすリフォーム・全面リノベーションをご検討の方へ

「猫がもっと自由に遊べる家にしたい」
「ペットと暮らしやすい間取りにしたい」
「掃除やお手入れがしやすい家にしたい」
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そんなご希望はありませんか?

Reくらすでは、福山市を中心に、全面リノベーション・バリアフリーリフォーム・ペットリフォーム・猫と暮らす家づくりなど、現在の暮らし方に合わせたリフォームをご提案しています。
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