「リフォーム」の定義
今あるものの基礎部分は残して、部分的に増築、改築修繕などを行い、新築同様の状態に戻すことを指します。水廻りや、屋根・外壁のみといった部分リフォームや、目に見えるものをすべて新しくする全面リフォームなど、その改修方法はさまざま。また最近人気を集めている、内部をすべて解体撤去して新しく内部をイチから造る「リノベーション」もリフォームの一種とされることもあります。

「建て替え」の定義
既存の住宅を全て取り壊して、新たにゼロから住宅を建築することを建て替えといいます。すべての住宅が建て替え可能ではなく、「建築基準法で定められた幅員(幅)4m以上の道路に2m以上接した土地でなければ、原則として建て替えができない」など、さまざまな制約があります。ご自身の住宅が「再建築可能」か否かのチェックを最初に行うようにしましょう。
リフォームと建て替えを分かりやすく比較!
どちらも“新しさ”を感じることができるリフォームと建て替えですが、それぞれ、
費用や工期などに大きな違いがあります。
リフォームと建て替えを比較してみましょう。
リフォーム | 建て替え | |
---|---|---|
工事概要 | 既存の活かせる部分を活用しながら、改修していく | 既存の住宅をすべて解体してゼロから自由に設計していく |
費用相場 | 約200~2,200万円 | 1000円 |
改修費用以外の諸経費 | 基本はなし | 解体費、破棄費、建て替え期間の仮住まい費用+引越し費用 |
検討目安の築年数 | 部分リフォーム(特に水廻りや屋根・外壁)は築15~20年、大規模リフォームは築20~30年が目安 | 築30年以上が目安 |
間取り | 一部成約あり | 自由に設計可能 |
工期 | 約1ヶ月~ | 約4~6ヶ月 |
★【POINT】コストや工期をカットしたいならリフォームが最適!
リフォームと建て替えをメリットデメリットで比較!
リフォームか建て替えで悩んだ時、双方のメリット・デメリットを把握した上で、ご自身の建物の状態や、今後の暮らし方、費用の問題など、総合的に判断する必要があります。こちらでは、リフォーム・建て替えのメリット・デメリットをいくつかご紹介します。
リフォーム | 建て替え | |
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メリット | ●費用面がお得 ●工期が短い ●必要な部分のみの改修が可能 ●各種税金(不動産取得税、固定資産税、都市計画税、登録免許税など)の軽減が可能 | ●間取りや設備などの不満をほぼ解決できる ●リフォームよりも高額なローンを組むことができる |
デメリット | ●理想を実現する場合、追加費用が必要となる場合も ●劣化が激しい場合、補修費用がそれなりにかかる ●建て替えに比べ自由度が少ない | ●コストが割高になりやすい ●工期が長い ●各種税金(不動産取得税、固定資産税、都市計画税、登録免許税など)がかかる ●法律によって、建て替え不可能な場合がある |
★【POINT】コスパならリフォーム、自由度&長期的視点なら建て替え

Reくらすのリフォーム事例
最後に、Reくらすが手がけたリフォームから、いくつか事例をご紹介します。ひとくちにリフォームと言っても、お客様によって条件やビジョンはさまざま。Reくらすでは、全面リフォームから、部分リフォーム、リノベーションにいたるまで、お客様のニーズに合わせた“新たな住まいづくり”をサポートしています。