築100年を超える木造2階建住宅を、これからの暮らしに合わせて全面リノベーション。
日本家屋ならではの趣を残しながら、間取りや水まわり、階段、収納などを見直しました。
100年以上家を支えてきた梁を活かし、吹抜けや丸窓から自然光を取り込むことで、暗さや圧迫感のあった住まいを、明るく開放的な空間へとつくり変えています。

築100年の古民家を、今の暮らしに合わせて再構築
築100年を超える自宅を、全面リノベーションしたいとのご希望から始まった今回の工事。
大切にしたのは、古いものをすべて新しくすることではありません。
日本家屋ならではの良さや、長い年月を重ねてきた梁などを活かしながら、現在の暮らしに合わせて住まいをつくり直しました。

【ご相談内容】
ご要望いただいたのは、
▪日本家屋の良いところを活かしたい
▪自然光をなるべく取り入れたい
▪キッチンに入る動線はなるべく短くしたい
▪キッチンを対面式にしたい
▪玄関位置・トイレ位置を変更したい
▪お風呂を入れ替えたい
▪リビング階段にしたい(直線)
▪天井が低いため、開放感がほしい
▪収納スペースが少ないので増やしたい
▪2Fが暑く、全体的に暗いので改善したい
という内容でした。
玄関|古民家らしさを残しながら、明るく使いやすく
【BEFORE⇒AFTER】

視覚的に広く感じられるよう、玄関にはフロートタイプの靴箱を設置しました。
トールタイプを採用することで、見た目のすっきり感と十分な収納量を両立しています。
玄関正面には、既存の障子を再利用して窓を設けました。
もともとあるものを活かしながら、採光と通風を確保。
古民家ならではの雰囲気を残した玄関に仕上げています。
キッチン|家族とつながる対面キッチンへ
【BEFORE⇒AFTER】

壁付けだったキッチンを、対面式のキッチンへ変更しました。
LDKの中央にキッチンを配置することで、料理をしながら家族とコミュニケーションを取りやすい間取りに。
キッチンから庭を眺められるようになったことで、視線の抜けも生まれ、空間に広がりを感じられるようになりました。
毎日の家事をしながら、外の景色も楽しめるキッチンです。
リビング階段|吹抜けとオープン階段で開放感を
【BEFORE⇒AFTER】

既存の階段位置を変更し、リビングの吹抜け空間へ新しく階段を設置しました。
階段には圧迫感の少ないオープンタイプを採用。
リビングから2階まで視線がつながることで、上下階の一体感が生まれ、開放感のある空間になっています。
浴室|毎日の快適さを高めるユニットバスへ
【BEFORE⇒AFTER】

お風呂は最新のユニットバスへ入れ替えました。
浴室乾燥機も新しく設置し、雨の日でも洗濯物を乾かせるようにしています。
古民家の趣を残すだけでなく、毎日の暮らしに必要な快適性もしっかりと高めました。
トイレ|既存の梁を活かした和モダン空間
【BEFORE⇒AFTER】

トイレは、既存の梁を見せることで古民家らしさを活かした和モダンな空間に。
新しい設備を取り入れながらも、100年の家が持つ素材や雰囲気を残しています。
古いものと新しいものを組み合わせることで、この家ならではのトイレに仕上げました。
100年の梁を活かした、開放感のあるリビング
【AFTER】

100年以上もの間、家屋を支えてきた梁を活かしながら、開放感のあるリビングへと生まれ変わりました。
古民家ならではの存在感のある梁が、リビングの大きなアクセントになっています。
吹抜けを設けることで、もともと感じられていた天井の低さを解消し、視線が上へ抜ける伸びやかな空間に仕上げました。
丸窓から自然光を取り込む住まい
【AFTER】

吹抜けの上部には丸窓を配置しました。
上から自然光を取り込むことで、暗くなりがちだった室内を明るく感じられるように設計しています。
リビングから吹抜けを見上げると、100年以上家を支えてきた梁を眺めることもできます。
長い年月を重ねてきた家の歴史と、新しく生まれ変わった空間を同時に楽しめる場所です。
キッチンまわりの収納も充実
【AFTER】


キッチン背面には、大容量のパントリーを設けました。
食品や日用品などをまとめて収納できるため、キッチンまわりをすっきり保ちやすくしています。
さらに、ゴミ箱置き場はリビングから見えにくいよう、キッチン横にスペースを確保しました。
収納するものと場所まで考えることで、使いやすさと見た目のすっきり感を両立しています。
【工事中の写真】

工事中の様子です。
築100年を超える既存住宅の良さを残しながら、これからの暮らしに合わせて住まいをつくり変えていきました。
【AFTER写真】






施工データ
工事場所 : 福山市神辺町
邸名 : F様邸
工事内容 : 古民家全面リノベーション工事
工期 : 約3か月
金額 : 1900万円
まとめ|100年の家を、これからの暮らしへ
今回の住まいは、築100年を超える木造住宅を全面リノベーションしました。
日本家屋ならではの梁を残しながら、対面キッチンやリビング階段、ユニットバスなどを取り入れ、現在の暮らしに合わせて住まいを再構築。
さらに、吹抜けや丸窓から自然光を取り込むことで、暗さや圧迫感のあった空間にも明るさと開放感を生み出しました。
古い家だからこそ残したいものがあり、古い家だからこそ活かせる素材があります。
100年受け継がれてきた家の良さを残しながら、これから先の暮らしに合わせてつくり直す。
それも、古民家リノベーションの魅力のひとつです。
福山市神辺町で古民家のリノベーションやリフォームをご検討の方は、ぜひ今回の施工事例を住まいづくりの参考にしてみてください。




















