家の築年数の調べ方|登記事項証明書・ネットで確認する方法と計算方法

「この家は築何年なんだろう?」
「家の築年数をネットで調べる方法はある?」
「築年数はどうやって計算するの?」

中古住宅の購入や実家のリフォーム、住まいのメンテナンスを考えるとき、気になるのが「築年数」です。

築年数は、建物が完成してから何年経過しているかを示すもの。リフォームや修繕の計画を考える際にも、建物の状態を知るためのひとつの目安になります。

この記事では、家・建物の築年数を調べる方法、ネットで確認する方法、築年数の計算方法を分かりやすく解説します。

「自分の家が築何年か分からない」という方は、まず次の方法を確認してみましょう。

家の築年数を調べるなら「新築年月日」を確認

家の築年数を正確に知りたい場合は、まず建物の「新築年月日」を確認するのがおすすめです。

最も確実な方法のひとつが、登記事項証明書(登記簿謄本)を確認する方法です。

登記事項証明書の建物に関する「表題部」には、建物の種類や構造、床面積などの情報が記載されています。

その中の「原因及びその日付」の欄に、

「○年○月○日新築」

などと記載されている場合があります。

この日付が、築年数を確認するときの重要な手がかりになります。

なお、法務局では土地・建物の登記事項証明書をオンラインで請求することもできます。オンラインで請求した場合は、郵送または登記所の窓口で受け取る方法があります。

家の築年数を調べる5つの方法

家の築年数を調べる方法はいくつかあります。

手元に建築関係の書類がある場合は、まずそちらを確認してみましょう。

1.登記事項証明書を確認する

築年数を正確に確認したいときにおすすめなのが、登記事項証明書です。

登記事項証明書は、法務局で取得できます。

現在はオンラインで交付請求することもでき、郵送や窓口受取に対応しています。

確認するときは、建物の表題部にある

「原因及びその日付」

という欄を探してみましょう。

「○年○月○日新築」といった記載があれば、その日付が建物の新築時期を確認する手がかりになります。

ただし、増築や建物の変更などがある場合は、記載内容を単純に「築年数」として判断しないほうがよいケースもあります。

2.建築関係の書類を確認する

家を建てたときの書類が残っている場合は、そちらも確認してみましょう。

例えば、

  • 建築確認済証
  • 検査済証
  • 建築確認申請関係の書類
  • 工事請負契約書
  • 引き渡し時の書類
  • 住宅の保証書・メンテナンス記録

などです。

書類によって記載されている日付の意味が異なるため、「その日付=築年数の起点」とすぐに判断せず、何の日付なのかを確認することが大切です。

3.固定資産税関係の書類を確認する

毎年届く固定資産税関係の書類にも、建物についての情報が記載されている場合があります。

ただし、書類の種類や自治体によって記載内容は異なるため、築年月日が必ず分かるとは限りません。

「築年数を知りたいけれど、登記事項証明書が手元にない」という場合は、手元の固定資産税関係の書類を確認してみるのもひとつの方法です。

4.購入時の資料を確認する

中古住宅を購入した場合は、購入時の資料も確認してみましょう。

例えば、

  • 売買契約書
  • 重要事項説明書
  • 不動産会社からもらった物件資料
  • 住宅ローン関係の書類

などです。

物件資料には「築年月」や「築○年」と記載されていることがあります。

ただし、現在の建物の状態や増築・改修の履歴までは分からない場合もあります。

5.インターネットで調べる

「築年数 調べ方 ネット」と検索する方も多いと思います。

インターネット上には、不動産情報などから建物の築年数を確認できるケースがあります。

ただし、住所を入力すれば必ず正確な築年月日が分かる、というわけではありません。

インターネットで見つけた情報はあくまで参考として、正確な情報を確認したい場合は登記事項証明書や手元の公的書類などを確認しましょう。

築年数はどうやって計算する?

築年数の基本的な考え方は、

現在の年 − 建物が完成した年 = 築年数

です。

例えば、2010年に完成した家なら、

2026年 − 2010年 = 16年

となるため、2026年時点では「築16年」がひとつの目安になります。

ただし、実際の築年数は完成した月日によって変わります。

例えば2010年12月に完成した家の場合

2026年9月時点では、

まだ築16年ではなく、築15年

です。

2010年12月から2026年9月までは15年9か月ほどだからです。

そのため、「築年数 計算」をするときは、年だけでなく新築年月日まで確認すると、より正確に分かります。

「築○年」はどこから数える?

築年数を考えるときは、「家を購入した年」ではなく、基本的に建物が完成した時期を基準に考えます。

例えば、

  • 2010年に新築された家を2018年に購入
  • 2026年現在も住んでいる

という場合、購入してからは8年ですが、建物自体は2026年時点でおおむね築16年です。

つまり、

築年数=自分が住み始めてからの年数

ではありません。

中古住宅の場合は特に、この点を間違えないようにしましょう。

築年数の早見表

現在の年を2026年として、建物が完成した年からおおよその築年数を計算すると、次のようになります。

建物が完成した年2026年時点の築年数の目安
2021年築5年
2016年築10年
2011年築15年
2006年築20年
2001年築25年
1996年築30年
1991年築35年
1986年築40年
1981年築45年
1976年築50年

※実際の築年数は、建物の完成年月日によって変わります。

築年数だけでリフォーム時期を決めていい?

築年数を確認すると、

「築20年だからリフォームしたほうがいい?」

「築30年だから建て替えたほうがいい?」

と気になる方もいるかもしれません。

しかし、築年数だけでリフォームの必要性を判断することはできません。

同じ築30年の家でも、

  • これまでどのようなメンテナンスをしてきたか
  • 屋根や外壁の状態
  • 水まわり設備の状態
  • 給排水管の状態
  • 断熱性能
  • 基礎や構造部分の状態
  • 増築や改修の履歴

などによって、必要な工事は大きく変わります。

そのため、築年数はあくまで住まいの状態を確認するためのひとつの目安として考えることが大切です。

築年数ごとに確認しておきたいポイント

「築何年になったらリフォーム?」と一律に考えるよりも、築年数に応じて住まいの状態を確認していくのがおすすめです。

築10年前後

外壁や屋根、給湯器、水まわり設備などを確認してみましょう。

見た目に問題がなくても、少しずつ劣化が進んでいる場合があります。

築15~20年前後

キッチン・浴室・洗面・トイレなどの水まわり設備や、給湯器、外壁・屋根などをチェックしたい時期です。

「まだ使えるから大丈夫」と思っていても、今後の交換時期を考えておくと安心です。

築20~30年前後

水まわりだけでなく、外壁や屋根、給排水、断熱など、住まい全体を確認してみましょう。

家族構成や暮らし方が変わっている場合は、間取りそのものを見直すタイミングになることもあります。

築30年以上

築30年以上になると、表面的な設備交換だけでなく、建物全体の状態を確認することが大切です。

基礎や構造、断熱、屋根・外壁、給排水など、必要に応じて専門家に見てもらうと安心です。

「築年数は古いけど、まだ住める?」と思ったら

築年数が古いからといって、必ずしも「もう住めない」「建て替えなければいけない」というわけではありません。

反対に、築年数が比較的新しくても、雨漏りや設備の劣化など、早めに確認したほうがよい問題が見つかることもあります。

大切なのは、

築年数だけではなく、現在の家がどのような状態なのかを確認すること。

例えば、

  • 雨漏りが気になる
  • 外壁にひびがある
  • 床が傾いているように感じる
  • 水まわりが古くなってきた
  • 冬の寒さや夏の暑さが気になる
  • 昔ながらの間取りを使いにくいと感じる
  • 実家をこれからどうするか悩んでいる

といった場合は、築年数だけで判断せず、建物の状態を確認してみましょう。

福山市でリフォームを考えるなら、築年数だけで判断しないことが大切

福山市で長く暮らしている家や、親から受け継いだ実家では、

「築何年か分からない」

「昔の書類が残っていない」

「リフォームできる状態なのか分からない」

ということもあります。

また、築年数が分かったとしても、

「結局、どこを直せばいいの?」

という疑問が残ることもあります。

リフォームやリノベーションを考えるときは、築年数だけでなく、現在の建物の状態やこれからの暮らし方まで含めて考えることが大切です。

Reくらすでは、福山市を中心に、住まいのリフォーム・リノベーションについてご相談を承っています。

「築年数が古いけれど、まだ住み続けられる?」

「実家をリフォームしたいけれど、何から考えればいい?」

そんな場合も、お気軽にご相談ください。

まとめ|まずは自宅の築年数を確認してみましょう

家の築年数を調べる方法はいくつかあります。

特に正確な築年数を確認したい場合は、登記事項証明書などで建物の新築年月日を確認する方法があります。

そのほかにも、建築関係の書類や購入時の資料、固定資産税関係の書類などが手がかりになる場合があります。

築年数を計算するときは、

現在の年 − 建物が完成した年

が基本ですが、正確に知りたい場合は完成した月日まで確認しましょう。

そして、リフォームを考えるときに大切なのは、築年数だけで判断しないことです。

同じ築年数の家でも、これまでのメンテナンスや建物の状態、暮らし方によって必要なリフォームは異なります。

まずは自分の家が築何年なのかを確認し、そのうえで現在の住まいの状態をチェックしてみましょう。

福山市でリフォーム・リノベーションをご検討の方は、Reくらすへお気軽にご相談ください。