【DATA】
吹き抜け部に壁を造作し、内窓取付&シーリングファン設置、内装リフォームを行いました。
吹き抜けのあるリビングの冷暖房効率が悪いので天井部分に開閉できる仕切りをつけれないかとご相談がありました。
現地を拝見させていただくと、吹き抜け部分には大きなFIX窓があり、
1階は掃き出し窓が壁面いっぱいについていました。
また、吹き抜け上部分の廊下部分もオープンで冷暖房が抜けていく要素が沢山でした。
実際にご相談いただいたように、1階と2階の間の天井部分に開閉できる建具のようなものや
ロールスクリーンのようなものを設置しても暑さ、寒さの解消にはつながらないことを説明させていただき、
下記の内容をご提案させていただきました。
①吹き抜けおよび掃き出し窓などのサッシに内窓をつけて外からの冷気や熱を入りにくくする
②1階と2階の間に仕切りをつくるのではなく、2階の吹き抜け部分と廊下の部分に
壁をつくることで 部屋をしっかりと区切る
③吹き抜けの照明をシーリングファン付きの照明にし冷暖房効率を高めること
を提案させていただきました。
大きなFIX窓に内窓を付ける際と2階の廊下と吹き抜けの間に 壁をつくるため、
またシーリングファン設置には内部足場が必要となるためこの機会に内装も張り替えたいと 希望されました。
せっかくなので雰囲気を変えたいとご希望でしたので、
吹き抜けの天井部分には 木目のクロスを貼り、
その他の壁面はなるべくホワイト系にし吹き抜け部分を広く感じるように コーディネートしました。
吹き抜けと2階の廊下を仕切る壁を造作した部分には明るさ取り入れるため サッシを設置しています。
またLDK(勝手口含む)部分で過ごす時間が長いということでしたので、 この部屋のみ全て内窓を設置しました。
工事手順としては まずはリビングの床をしっかりと養生(保護)し、
内部足場を組みました。
その後内窓を取付たり、照明器具を取り外し吹き抜け部に壁を造作し
内装を張り替えシーリングファンを取り付けました。
【BEFORE⇒AFTER】
吹き抜けには大きなFIX窓がついていました。
その分外気の影響を受けやすく、この機会に内窓を取り付け、照明器具もシーリング付きファンへ取り替えました。
※ロールスクリーンは再利用しております。
シーリングファンの照明は調光タイプなので明るさも自由に選択できます。
【BEFORE⇒AFTER】
吹き抜け部の天井は木目のクロスにしました。
2階廊下との開口は壁をつくり採風採光のために樹脂サッシを設置しました。
樹脂サッシは吹き抜け側はホワイトに、廊下側は木目の色を選択しました。
【BEFORE⇒AFTER】
天井吊りの吹き抜け用照明も取替し、シーリングファンを設置しました。
元々重量のある照明を設置してあったので 今回は天井の補強は不要でした。
【BEFORE⇒AFTER】
2階廊下の腰壁の笠木を撤去し、木下地を組んで壁を造作し、サッシ枠を取付し
ボードを施工します。
木枠を塗装しクロスを貼れば完成です。廊下側は木目のサッシ枠にしております。
【BEFORE⇒AFTER】
2階廊下壁造作 before → After
【BEFORE⇒AFTER】
勝手口ドアを断熱タイプの採光採風タイプに取り替えました。
外側の before → Afterです
【AFTER】
内窓取付後です。LDKの窓は全て内窓取付を行いました。
【BEFORE⇒AFTER】
1階の4枚引違の掃き出し窓も内窓を取付、内装は貼替を行いました
【AFTER】
建具のクロスもLDK部分は貼替を行いました。
とても明るくなりました。
工事場所 : 福山市
邸名 : T様邸
工事内容 : 吹き抜け部間仕切り壁造作+内装リフォーム+内窓貼替、シーリングファン取付他工事
工期 : 約10日間
金額 : 約150万円