リフォームとリノベーションの違いって何?

リノベーションをご検討中の方からも「リフォームとリノベーションって、なにがどう違うの?」というご質問をよくいただきます。

どちらも古くなった住宅に手を加えることを指しますが、この2つの違いはどこにあるのでしょうか?

今回は、リフォームまたはリノベーションを検討する上で知っておきたい基礎知識をご紹介します。

⑴【リフォームとリノベーションの違い】

リフォームとは・・・

一般的に時間を経て汚れて古びた内装を新築の状態に近づけるための改修です。

例えば、障子の張り替えやドアの修繕といった自分で出来ることから

剥がれた壁紙を貼り替たり古くなったキッチンを新しいものに取り換える等が挙げられます

部分的・表層的な改修工事で、古くなった住まいを新しい状態に原状回復するためにおこなわれます。

リノベーションとは・・・

一方で、リノベーションとは、建物全体に大規模な改修工事を施し

機能を刷新し新しい価値を生み出し新しい価値を付け加えることを意味します。

例えば、家族構成の変化に伴い子供部屋を作るために2LDKの家の間取りを作り替えて3LDKに改修したり

趣味のためのシアタールームを増設する、壁の補修工事を行って耐震性を高める、などがリノベーションに充当します。

⑵【メリットとデメリット】

リフォームのメリット

① 工事費用を安く抑えらえる
工事範囲が部分的・表面的なので、工事費用は比較的安価に抑えられます。

② 工事期間が短い
工事範囲が限定的なので、短期間で工事を終えられます。

工事内容にもよりますが期間は一般的に半日~1か月程度です。

中古物件購入後にリフォーム工事をする場合、工事期間が短いため新居に早く引っ越しすることができます。

③ 完成後の住まいをイメージしやすい
新築時の状態に戻すことを主な目的としている為、大幅な間取り変更や機能変更をおこなわず基本的に購入した築浅物件の姿が大きく変わることはありません。

リフォームのデメリット

① 自由な間取り変更ができない
表層的な内装の修繕工事や設備機器の取り換え工事がメインのため

住む人にとっての快適な動線設計や採光・採風などの機能改善はおこなわれません。

② 住宅の強度・劣化などの状態確認はおこなえない
一部分のみの改修になるため、住まい全体の強度や配管・柱など住宅内部の劣化状態をチェックすることはできません。

ではリノベーションではどうでしょうか?

リノベーションのメリット

① 自由に設計できる
内装デザインや設備機器交換はもちろん、水回りの位置を変更したり、間取りを変更したり、自由につくることができます。

住まいにあわせて生活スタイルを変えるのではなく、生活スタイルにあわせて住まいを変えるのがリノベーションです。

② 物件の選択肢が増える
希望するエリアで、希望通りの物件を探すのは意外と難しいものです。

新築や築浅の物件は少なく、あったとしても高額の場合が多いです。

リノベーションを前提に物件を探せば利便性の良い人気エリアでも物件数が多く選択肢が広がります。

リノベーションのデメリット

① 工事費用が高くなりがち
フルリノベーションの場合、建物を支える柱・梁などの構造躯体だけの状態(スケルトン)にして

間取りや内装を一からつくり替えるため、工事は広範囲に渡り、費用は高額になります。

物件購入費用と工事費用のバランスを取りながら総額の検討する必要があります。

② 工事期間が長い
解体工事も含めて工事は大規模・広範囲になるため、工事内容によって約2~3か月程度かかります。

物件購入してから引渡までの間に現地調査・設計・工事がおこなわれるので入居までに一定の時間がかかります。

③ 解体して初めてわかる想定外
解体して構造躯体に戻した状態から工事をはじめるリノベーションでは

購入時には気づかなかった問題点が解体したことで発覚することがあります。

例えば、表面から見ると状態が良く見えたのに解体したら柱や配管が劣化していたことが発覚するということがあります。

プラン変更や追加の補修費用など想定外に対する備えが必要です。

いかがだったでしょうか?

今回は、リフォームとリノベーションの違いについて紹介しました。

理想の住まいを作り上げることができるリフォーム・リノベーションはとても魅力的ですが

一方でリノベーションのイメージを忠実に実現することが難しい、費用が分かりにくいなどのデメリットもあります。

リノベーションはあなたらしい暮らしを無理なく実現できる選択肢のひとつです。

新築や注文住宅その他の選択肢と合わせて検討し、理想の住まいを実現してくださいね。

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