【屋根の種類と特徴】予算、デザイン、耐久性などを解説

屋根は、建物全体を風雨や日光から守る重要な役割を担っています。
さまざまな種類があり、それぞれに異なる特徴があります。

現在は新築でほとんど使われない屋根材も、年数も経った家では現役のものがあります。
屋根材に合ったメンテナンスが必要です。

屋根の種類と特徴

① 瓦(粘土瓦)

形状

和風の建物によく見られる、重厚で美しい曲線を描く屋根。

特徴

昔ながらの風格が魅力

・重厚感のある見た目

・耐久性が高く50年以上現役

・衝撃に弱い

・他の屋根材より重い

詳しく

日本家屋によく似合う、素材を活かした屋根材。産地ごとの違いもある。「地震に弱い」と言われることもあるが、安心な瓦も登場している。

メンテナンス

ほぼ不要(しっくいの補修などは必要)

価格

施工費は高め (メンテナンス時の費用は高め)

㎡あたり40~60kg。

② 瓦(セメント瓦・コンクリート瓦)

形状

粘土瓦と似ているが、より軽量で施工しやすい。

特徴

火に強く均一な形

・安価で耐久性が高い

・かつては広く普及

・耐火性がある

・衝撃に弱い

詳しく

粘土瓦より安価で形が豊富。現在新たに施工される家はないが、今も現役の屋根は少なくない。粘土瓦と違って表面の塗装など定期的なメンテナンスが必要。

メンテナンス

10~15年で塗り替え(しっくいの補修も必要)

価格

現在は新たに施工されていない

㎡あたり25~40kg。

③ スレート

形状

軽量で施工しやすい、平板な形状の屋根。

特徴

低価格で加工しやすい

・粘土瓦の半分以下の重量

・低価格で耐久性がある

・色あせしやすい

・定期的な塗り替えが必要

詳しく

かつて広く使われた屋根材。表面のコーティングによって、屋根材の寿命を伸ばすこともできる。施工できる会社が多いので、メンテナンスを頼みやすい。

メンテナンス

7~10年で塗り替え(ひび割れの補修なども必要)

価格

施工費は低い(メンテナンス時の費用は高め)

㎡あたり15~25kg。

④ 金属屋根(ガルバリウム鋼板)

形状

 軽量で耐久性に優れた、金属製の屋根。

特徴

軽量で耐久性が高い

・サビや腐食に強い

・耐震性が高い

・加工が自由にできる

・定期的なメンテナンスが必要

詳しく

金属製だがサビにくさが魅力の屋根材で、スレートより耐久性が高い。軽量なので、カバー工法にも適している。デザイン豊富なので、どんな家にも向いている。

メンテナンス

10~15年で塗り替え(石粒付金属屋根材は、ほぼメンテナンス不要)

価格

施工費は低め(メンテナンス時の費用は高め)

㎡あたり5~10kg。

⑤ シングル屋根(アスファルトシングル)

形状

 軽量で施工しやすい、薄いシート状の屋根。

特徴

凍害にも強い素材

・メンテナンスが楽

・低価格

・軽く柔軟性がある

・凍害にも強い

詳しく

ガラス繊維にアスファルトをしみこませた柔らかな屋根材。スレートの約半分の軽さで、カバー工法にも適している。かつての課題だった耐火性も現在はクリア。

メンテナンス

ほぼ不要(剥がれがある場合、部分補修が必要)

価格

施工費は低め(メンテナンス時の費用は低め)

㎡あたり5~10kg。

まとめ

屋根の種類はそれぞれ異なる特徴があり、予算、デザイン、耐久性などを考慮して選ぶことが重要です。

お家のメンテナンスのことなら、Reくらすへご相談ください。
Reくらすは福山市でリフォームを専門に行っている会社です。
豊富な実績と経験を活かして、お客様のニーズに合わせたリフォームをご提案いたします。

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