屋根が傷んだらどうする?傷んだ屋根は雨漏りや落下などの原因にも!

長年住んでいると、屋根は雨風や紫外線によって徐々に劣化していきます。
傷んだ屋根は雨漏りや落下などの危険性があり、放置すると住まいの構造にも悪影響を及ぼします。

そこで今回は、屋根が傷んだ時に検討したい主な屋根リフォーム3種類について、それぞれの特徴やメリット・デメリット、費用相場などを詳しく解説します。

1.屋根塗装(塗り替え)

既存の屋根材をそのままに、専用の塗料で表面を塗り替える工法です。
比較的費用を抑えられ、短期間で施工できるのが特徴です。

メリット

  • 費用が安い(15~80万円程度)
  • 工期が短い(1~2週間程度)
  • 屋根材の軽量化が可能
  • デザインや色を変えることができる

デメリット

  • 塗装の剥がれや色褪せが起こる可能性がある
  • 屋根材の劣化が進行している場合は効果が薄い
  • 定期的なメンテナンスが必要

オススメは外壁と同時にリフォーム

屋根リフォームに必要な足場

高いところで作業をするために組むのが足場です。
安全で確実な作業の為に、足場を組むことは法律でも決められています。
また、足場にかけたシートは、塗り替えの時の汚れを近所に飛ばさない役目もあります。
外壁と屋根を同時に塗り替えれば足場を組むのが一回ですみ、工期と費用を節約できますよ。

2.屋根カバー工法(重ね置き)

既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて葺く工法です。
葺き替えよりも費用を抑えられ、工期も短く済みます。

メリット

  • 費用が比較的安い(60~250万円程度)
  • 工期が短い(2~3週間程度)
  • 既存の屋根材を撤去する必要がない
  • 屋根材の種類を増やすことができる

デメリット

  • 屋根が重くなる
  • 既存の屋根材の劣化が進行している場合は適用できない
  • デザインの選択肢が限られる

屋根葺き替え

既存の屋根材を全て撤去し、新しい屋根材に葺き替える工法です。
最も費用はかかりますが、耐久性や防水性に優れ、屋根全体の状態を改善することができます。

メリット

  • 耐久性が高い(20~30年以上)
  • 防水性が高い
  • デザインや色を変えることができる
  • 屋根全体の断熱性を向上させることができる

デメリット

  • 費用が高い(100~300万円程度)
  • 工期が長い(3~4週間程度)
  • 既存の屋根材の撤去に伴う廃棄物が出る

どの工法を選ぶべき?

屋根リフォームには様々な工法があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
最適な工法は、屋根の状態、予算、デザインの好みなどによって異なります。

専門業者に相談

屋根リフォームを検討する際は、必ず専門業者に相談しましょう。
業者によって得意な工法や費用相場が異なるため、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。

まとめ

屋根は住まいの重要な部位です。傷んだ屋根は放置せず、早めにリフォームを検討しましょう。
今回ご紹介した情報を参考に、自分に合った最適な工法を選んでください。

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