近年、光熱費の高騰が家計を圧迫しています。
エアコンや給湯器など、毎日使う設備の電気やガスの料金が上がると、生活費が大きく跳ね上がってしまうのも当然ですよね。
そこで今回は、光熱費を節約できる代表的な省エネリフォームについてご紹介します。
1. 断熱リフォームで、室内の熱の出入りをカット!
エアコンの効きが良くなり、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせる
断熱リフォームとは、壁や天井、床などに断熱材を入れることで、室内の熱の出入りを抑えるリフォームです。
まるで魔法瓶のように、家全体を包み込むイメージです。
断熱リフォームを行うことで、エアコンの効きが良くなり、冷暖房にかかるエネルギーを大幅にカットすることができます。
冬は暖かく、夏は涼しく過ごせるだけでなく、結露の発生も抑えられます。
断熱材の種類と特徴
- グラスウール:安価で施工しやすいのが特徴です。
- ロックウール:耐火性や遮音性に優れています。
- ポリイソシアヌレタンフォーム:高い断熱性能を誇ります。
断熱リフォームの費用目安
- 一般的な戸建て住宅の場合、約50万円~100万円程度
- 補助金制度を活用することで、費用を抑えることができます
2. 窓を二重窓に交換して、熱の損失を減らす
冬は暖かく、夏は涼しく、結露も軽減
窓は、家の中で最も熱の出入りが大きい場所の一つです。
そのため、窓を二重窓に交換することで、熱の損失を大幅に減らすことができます。
二重窓には、内窓と外窓の2枚のガラスが使われており、空気層ができることで断熱効果が生まれます。
冬は暖かく、夏は涼しく過ごせるだけでなく、結露の発生も軽減できます。
二重窓の種類と特徴
- 樹脂サッシ二重窓:断熱性能が高く、結露対策にも効果的です。
- アルミサッシ二重窓:安価ですが、断熱性能は樹脂サッシ二重窓に劣ります。
- 複層ガラス二重窓:2枚のガラスの間に特殊なガスを封入した高性能な二重窓です。
二重窓の費用目安
- 1枚あたり約3万円~5万円程度
- 窓の大きさや種類によって費用は異なります
3. エコキュートで、省エネでお湯を沸かす
電気代を抑えながら、環境にも優しい
エコキュートは、空気中の熱を電気エネルギーに変換してお湯を沸かすヒートポンプ式給湯器です。
従来のガス給湯器や電気温水器に比べて、CO2排出量を抑えながら省エネでお湯を沸かすことができます。
エコキュートのメリット
- 電気代が安い
- 環境に優しい
- ランニングコストが安い
エコキュートのデメリット
- 初期費用が高い
- 寒冷地では設置場所が制限される場合がある
エコキュートの費用目安
- 約40万円~60万円程度
- 設置場所や必要なタンク容量によって費用は異なります
4. LED照明への交換で、電気代をぐっと節約
長寿命で、省エネ効果も抜群
LED照明は、従来の白熱灯や蛍光灯に比べて、消費電力が少なく、長寿命なのが特徴です。
電気代をぐっと節約でき、交換の手間も省けます。
LED照明の種類と特徴
- 電球型LED:白熱灯や蛍光灯の形状をしたLED照明です。
- 蛍光灯型LED:蛍光灯の形状をしたLED照明です。
- パネル型LED:天井などに直接取り付けるタイプのLED照明です。
LED照明の費用目安
- 電球型LED:約500円~1,000円程度
- 蛍光灯型LED:約1,000円~2,000円程度
- パネル型LED:約5,000円~1万円程度
6. 省エネ家電への買い替えで、賢く節電
最新の家電は、省エネ性能が格段に向上
冷蔵庫や洗濯機、テレビなど、家電製品を省エネ性能の高い最新モデルに買い替えることで、電気代を節約することができます。
省エネ家電を選ぶポイント
- 省エネ基準を満たした製品を選ぶ
- 省エネ性能を示すラベルを確認する
- 必要な機能だけついたシンプルなものを選ぶ
省エネ家電の費用目安
- 冷蔵庫:約10万円~30万円程度
- 洗濯機:約5万円~20万円程度
- テレビ:約5万円~20万円程度
7. その他の省エネリフォーム
- 浴室の保温性能を高める
- 床暖房を省エネタイプにする
- 節水シャワーヘッドを取り付ける
- こまめにエアコンのフィルター掃除をする
省エネリフォームの補助金制度を活用しよう
省エネリフォームを行う際には、国や自治体から補助金制度を利用することができます。
補助金の対象となるリフォームや申請方法は、お住まいの地域によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
お家のメンテナンスのことなら、Reくらすへご相談ください。
Reくらすは福山市でリフォームを専門に行っている会社です。
豊富な実績と経験を活かして、お客様のニーズに合わせたリフォームをご提案いたします。