既存住宅の省エネリフォーム補助金【2026年版】

「2050年カーボンニュートラル」と聞くと難しそうですが、要は「お家で使うエネルギーを減らして、地球にも家計にも優しくしましょう!」という国の取り組みです。

2026年度は、お住まいを快適で省エネにするリフォームに対して、国が強力な補助金制度を用意しています。

しかも、3つの省庁が連携しているので、窓・給湯器・断熱改修などをまとめてお得にリフォームできます!

🏡 3つの補助金をまとめて活用!ワンストップ申請で手続きも楽に!

今回の補助金キャンペーンの最大のメリットは、異なる省庁の補助事業を組み合わせて利用(併用)できること、そしてワンストップで一括申請できる予定であることです。

これは、リフォーム業者を通じて一度の手続きで申請が済むため、お客様の手間が大幅に減るということです。

補助事業名所管省庁対象となる主な工事
先進的窓リノベ2026事業 環境省窓の断熱改修
給湯省エネ2026事業経済産業省高効率給湯器の設置
みらいエコ住宅2026事業 国土交通省断熱改修、子育て対応、バリアフリー等

💰 あなたの家のリフォームはいくら補助される?主な補助金をご紹介

補助金の対象となる工事は大きく分けて「省エネ改修」と「その他のリフォーム」の2種類です。

1. 【高額!】窓・給湯器・断熱など「省エネ改修」

最も高額な補助が受けられるのが、住まいの断熱性能を高めたり、エネルギー効率の良い設備に変えたりする工事です。

工事内容補助対象となる設備・改修補助上限額の目安
高断熱窓の設置熱を通しにくい高性能な断熱窓への交換 上限100万円/戸
高効率給湯器の設置エコキュート、ハイブリッド給湯器、エネファームなど 最大17万円/台
断熱改修 外壁、屋根・天井、床などの断熱工事 最大100万円/戸

知っておきたいポイント

  • 窓リノベの対象となるのは、特に高性能な断熱窓です。
  • 給湯器は、高効率なものほど補助額が高くなります(例:家庭用燃料電池が17万円/台)。
  • 断熱改修の補助上限額は、リフォーム前の家の性能とリフォーム後の目標性能によって変わります。

2. 「その他のリフォーム」も省エネ工事とセットでお得!

上記1. の省エネ改修とあわせて行う場合に限り、「みらいエコ住宅2026事業」の補助対象に追加できる工事です 。

  • 子育て対応改修(ビルトイン食洗機、宅配ボックスの設置など)
  • バリアフリー改修
  • 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置

これらの工事も、省エネ改修と合わせて最大100万円/戸の範囲内で補助の対象となります。

🔋 太陽光発電の「蓄電池」も補助対象

ご自宅に災害時も安心な蓄電池(バッテリー)を設置する場合にも補助事業があります。

  • 対象: 電力需要をコントロールするシステム(DR)に活用可能な家庭用蓄電システム 。
  • 補助率: 導入費用に対して3/10

【注意】 この補助金は上記3省連携の補助金とは別途で申請が必要です 。

補助金申請の注意点

補助事業を利用するためには、原則として2025年11月28日(令和7年補正予算案の閣議決定日)以降にリフォーム工事に着手したものに限られます 。

また、交付申請までに事業者登録を完了した業者と契約する必要があります 。

まずは、補助金に詳しいリフォーム業者に相談し、ご自宅の最適なプランと補助金額を確認しましょう!

国土交通省HP)

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