まさかシロアリ?!慌てずに確認!自分でできる調査方法と緊急対策

「あれ?なんだか床がギシギシする…」「最近、羽アリをよく見かける気がする…」

もし、あなたが福山市にお住まいで、このような異変に気づいたら、もしかしたらシロアリ被害にあっているかもしれません。
シロアリは、大切な住まいの土台や柱を静かに蝕んでいく厄介な存在です。
早期発見と適切な対処が、被害を最小限に食い止めるために非常に重要になります。

この記事では、「もしかしてシロアリ?」と不安に感じている福山市民のあなたに向けて、自分でできる簡単な調査方法と、今すぐ取るべき対策を分かりやすく解説します。
専門的な知識は一切不要です。
一緒に、あなたの大切な家を守るための第一歩を踏み出しましょう。

なぜ福山市でシロアリに注意が必要なの?

福山市を含む瀬戸内海沿岸地域は、温暖な気候と適度な湿度があり、シロアリが生息しやすい環境と言われています。
特に、梅雨時期から夏にかけてはシロアリの活動が活発になるため、注意が必要です。

シロアリは、木材に含まれるセルロースを栄養源としています。
そのため、住宅の土台、柱、床下など、木材が使われている場所は格好の標的となります。
気づかないうちに被害が進行し、大規模な修繕が必要になるケースも少なくありません。

また、福山市には築年数の古い住宅も多く存在します。
これらの住宅は、シロアリの侵入経路となる隙間や湿気が多い箇所がある可能性が高く、より注意が必要です。

「もしかしてシロアリ?」自分でできる簡単チェック

少しでも気になる症状があれば、以下のポイントを参考に、ご自宅の状態をチェックしてみましょう。
特別な道具は必要ありません。

1.床下の確認(可能な範囲で)

床下収納庫や点検口があれば、懐中電灯で照らして確認してみましょう。

木材の変色や腐食
木材が白っぽく変色していたり、スカスカになっていたりしませんか?

蟻道(ぎどう)
土や排泄物などが混ざった細長いトンネルのようなものが、基礎や束柱、土台などに付着していませんか?
これはシロアリが移動するために作る道です。

シロアリの死骸や羽
小さな白い虫の死骸や、抜け落ちた羽が落ちていませんか?
特に羽アリは、繁殖期に巣から飛び立つため、発見しやすいサインです。

注意点: 無理に床下へ潜り込むのは危険です。可能な範囲で確認しましょう。

2.壁や柱の確認

壁や柱を軽く叩いてみましょう。

空洞音
通常は詰まっているはずの壁や柱を叩いた時に、空洞のような音がしませんか?
これは、内部がシロアリに食害されている可能性があります。

壁の膨らみや剥がれ
壁紙が浮いていたり、剥がれていたりする部分はありませんか?
内部の食害によって変形している場合があります。

小さな穴
壁や柱に小さな穴が開いていませんか?
シロアリが出入りする穴かもしれません。

3.建具の確認

ドアや窓の開閉がスムーズにできるか確認してみましょう。

開閉の悪さ
ドアや窓が引っかかったり、開閉しにくくなったりしていませんか?
建具の歪みは、土台や柱の食害が原因かもしれません。

4.水回りの確認

キッチンや浴室、洗面所など、水回りは湿気が多くシロアリが好む場所です。

水漏れや湿気
水漏れしている箇所や、常に湿っている場所はありませんか?

排水口付近の確認
排水口付近にシロアリの死骸や羽が落ちていませんか?

5.羽アリの発見

春から夏にかけて、特に雨上がりの蒸し暑い日に、羽の生えたアリを見かけることがあります。

・大量発生
短期間に大量の羽アリが発生した場合、近くにシロアリの巣がある可能性が高いです。

・種類
日本で家屋に被害を与える主なシロアリは、「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」です。
ヤマトシロアリは比較的小さく、イエシロアリはやや大きく、黄色っぽい色をしています。

もしシロアリを見つけたら…今すぐすべきこと

もし、上記のチェック項目でシロアリの存在が疑われる、または実際にシロアリを見つけた場合は、以下の対応を落ち着いて行いましょう。

1.慌てずに状況を記録する

発見日時と場所
いつ、どこでシロアリ(羽アリ、死骸、蟻道など)を発見したかを記録しておきましょう。
写真や動画を撮っておくと、専門業者に状況を伝えやすくなります。

被害の範囲
自分で確認できる範囲で、被害が広がっている可能性のある場所を把握しておきましょう。

2.市販の殺虫剤は一時的な対処

ドラッグストアなどで市販されている殺虫剤は、目に見えるシロアリを駆除する効果はありますが、巣の根絶には繋がりません。
むしろ、シロアリを警戒させて巣を移動させてしまう可能性もあります。
安易な殺虫剤の使用は避け、専門業者への相談を優先しましょう。

3.DIYでの駆除は困難

インターネット上には様々なDIY駆除方法が紹介されていますが、シロアリの巣は地中や建物の奥深くにあり、完全に駆除するのは非常に困難です。
不確かな情報に頼って自己流の駆除を行うと、被害を拡大させてしまうリスクがあります。

4.信頼できる専門業者に相談する

シロアリ駆除は専門的な知識と技術が必要です。
福山市内で実績のある、信頼できるシロアリ駆除業者に早めに相談しましょう。

複数の業者から見積もりを取る
料金や施工方法を比較検討するために、複数の業者から見積もりを取りましょう。

資格や実績を確認する
駆除業者が、しろあり防除施工士などの資格を持っているか、過去の施工実績などを確認しましょう。

丁寧な説明と保証制度
施工内容や料金について丁寧に説明してくれるか、施工後の保証制度があるかなどを確認しましょう。

専門業者による調査と駆除の流れ(一般的な例)

専門業者に依頼した場合、一般的に以下のような流れで調査と駆除が行われます。

STEP
無料調査・診断

専門の調査員が自宅を訪問し、シロアリの生息状況や被害の範囲を詳しく調査します。
床下、壁、天井裏など、隅々までチェックし、被害状況や巣の可能性などを特定します。
この調査は無料で実施している業者が多いです。

STEP
調査報告と見積もり

調査結果に基づき、被害状況の説明と、適切な駆除方法、費用についての見積もりが提示されます。
不明な点や不安な点は、遠慮せずに質問しましょう。

STEP
駆除施工

見積もり内容に納得したら、駆除施工が行われます。
主な駆除方法には、以下のようなものがあります。

・バリア工法(薬剤散布)
土壌や木部に薬剤を散布し、シロアリの侵入を防ぐ方法です。
即効性があり、広範囲の予防にも効果的です。

・ベイト工法(毒餌設置)
シロアリが好む毒餌を巣の周辺に設置し、巣ごと駆除する方法です。
薬剤散布に抵抗がある場合や、巣の特定が難しい場合に有効です。

STEP
アフターフォロー・保証

駆除後も、定期的な点検や保証制度を設けている業者もあります。
再発防止のためのアドバイスや、万が一再発した場合の対応などを確認しておきましょう。

福山市でリフォームを検討中の方へ

もし、シロアリ被害が確認された場合、リフォームと合わせて駆除を行うことを強くお勧めします。
被害を受けた木材の補修や交換と同時にシロアリ対策を行うことで、再発のリスクを減らし、より安心して暮らせる住まいを実現できます。

また、リフォームを機に、シロアリ対策として床下の換気扇設置や防湿対策を行うことも有効です。
専門業者に相談し、住まいの状況に合わせた最適な対策を検討しましょう。

まとめ:早期発見と専門家への相談が大切

シロアリ被害は、早期に発見し、適切な対策を講じることで、被害を最小限に食い止めることができます。
「もしかして?」と思ったら、まずは自分でできる範囲でチェックを行い、少しでも不安を感じたら、迷わず福山市の信頼できるシロアリ駆除業者に相談してください。

あなたの大切な住まいをシロアリから守り、安心して快適な暮らしを送るために、今日からできることを始めましょう。

Reくらすにご相談ください。

Reくらすでは、床下を含め、屋根や外壁、耐震診断などを無料で行っております。
少しでも気になられたら Reくらすにお早めにご相談くださいね。

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