今回は、ユニットバスの汚れを防止するコツや、手軽に掃除する方法をご紹介します。
【ユニットバスの汚れを防止する方法】
お風呂から上がる際の習慣を見直すことで、汚れの発生を抑えることが出来ます。
ユニットバスの掃除の負担を減らすために実践したいポイントは下記の4つ!!
1 浴室全体に熱いお湯をかける
カビが好むのは、「温度」よりも「湿度」です。そのため、カビ予防に効果的なのは、浴室全体に水をかけて乾かすのではなく、「45℃以上の熱湯」をかけて、早めに水分を蒸発させて乾かすことが重要です。
お風呂から上がる前に、壁や床、浴槽などにさっとシャワーで熱湯をかけて流したり、排水口にも熱湯をかけておくことで、雑菌の繁殖予防をすることが出来ます。
2 浴室の水気を切って換気する
浴室全体に熱湯をかけて流した後は、24時間換気で湿気を残さないようにすることがポイント!
できれば、乾いた雑巾などで水気を拭き取っておくことが理想です。
家を留守にする際は換気扇を回し、部屋の通気口を開けておくことで空気の通り道ができるため、換気しやすくなります。
3 排水口にゴミ取りネットを設置する
ユニットバスの排水口に溜まる髪の毛などのゴミは、毎回欠かさず取り除くことが理想です。
排水口特有のぬめりを残さず効率的に掃除するためには、ゴミ取りネットを置くのも◎です。
4 小物が床にふれないようにする
シャンプーやボディソープなどのボトル類や洗顔料など、浴室に置く小物はシャワーラックなどを使って、直接床には置かないようにしよう!
ボトルなどを床にじか置きするとボトルの底に水気が残り、カビが発生する原因になります。
【ユニットバスの手軽なお掃除方法】
ユニットバスは、掃除したい部分によって掃除のポイントが変わります。
ここからは、「浴槽・床」「壁・天井」「シャワーカーテン」「排水口」、それぞれの掃除のコツをご紹介します。
浴槽・床
浴槽と床は水垢や皮脂汚れが最もつきやすく、こまめに掃除しないとぬめりや黄ばみ、カビの原因となります。
毎日、浴槽にお湯を張るために掃除をしているのであれば、浴室用の中性洗剤を使い床と併せてスポンジなどで軽くこすり洗いすれば十分です。
しかし、浴槽の水面にあたる部分は皮脂汚れが溜まりやすいので、しっかり洗うことを心掛けましょう。
普段、シャワーで済ませている為あまり掃除をしないという場合は、掃除の際、浴槽も床も何度か繰り返し洗う必要が出てきます。
ある程度汚れを落としてから、水で流す作業をきれいになるまで繰り返しましょう。
壁・天井
壁や天井は、水垢や石鹸の汚れがつきやすいです。
浴槽や床と同様に、浴室用の中性洗剤で掃除すれば、ほとんどの汚れを落とせます。
ここで忘れずに行いたいのが、壁や天井を掃除したら乾いた雑巾などで水気をきちんと拭くということ。
水気を残しておくと、カビ発生の原因となるため注意しましょう。
シャワーカーテン
洗面トイレがユニットバスとセットになっている場合、トイレや洗面所のスペースに水や泡が飛んでしまわないように
シャワーカーテンを使っているケースがあります。
ただ、シャワーカーテンは残った水滴が水垢となりそれがカビの繁殖する原因になってしまうので気を付けましょう。
入浴後はカーテンについた泡や汚れをシャワーで流しタオルで軽く水気を拭いておきましょう。
また、使用後はカーテンを浴槽の外に出して、風通しを良くしておくこともポイントです。
排水口
石鹸や皮脂汚れや髪の毛など、排水とともに汚れが溜まりやすいのが排水口です。
髪の毛などのゴミを取る際は、浴室用中性洗剤を含ませたスポンジで掃除することで、排水口を清潔に保つことができます。
掃除のタイミングとしては、最も汚れが浮いた状態であるお風呂上がりがおすすめです!
そのタイミング以外に掃除をする場合も、シャワーでお湯をかけてから掃除することで汚れを浮かせることが出来ます。
ユニットバスの掃除は、汚れを長期間放置してしまうほど手間も時間もかかってしまうため、当然ですができる限り毎日こまめに汚れを落としたり、汚れを防止する浴室の使い方を実践したりすることが大切です。
毎日シャワーを浴びたタイミングで簡単な掃除をする習慣をつけておくことで、大掃除の必要もなく少なくなるでしょう。