福山市沼隈町にて古民家リノベーション工事です【木造二階建住宅】

【DATA】

・福山市の築74年の古民家、全面リノベーション工事を検討
・梁や柱を活かした古民家リノベーションにしたい
・畳部屋をフローリングに
・玄関を広くして2階を吹抜けにし広々とした空間にしたい。
・LDKの間取りを広くとりたい。
・トイレは使い勝手良くしたい。
・バリアフリーにしたい
・断熱性能をアップさせてたい
・収納を増やしたい

とご希望でした。

【BEFORE】

玄関ドアは昔ながらの木製の趣のある引き違い戸でした。

木製の雨戸に 庭に面した2階の窓は全て木製でした。

また玄関側の壁以外はトタンが貼ってありました。

【AFTER】

玄関は増築し、玄関前のポーチも広くスペースを取りました。

屋根は入母屋造りにし、瓦葺にしています。鼻隠しは元々の造作に合わせ銅板葺きです。

重厚感があり且つ趣のある立派な玄関となりました。

玄関ドアは2枚の引き違い戸から4枚の引き分け戸にしました。

また玄関廻りの腰壁部分には、施主様宅に眠っていた大理石を加工して施工しました。

【BEFORE】

玄関はコンパクトで、入ってすぐ靴を脱いで式台に上がり、和室に入るという動線でした。

また、あまり光が入りませんでした。

【AFTER】

玄関は広々としたスペースを確保し、一角には坪庭を設置しました。

格天井と腰壁が坪庭という和の空間を引き立てます。まるで旅館のようです♪

玄関を入ってすぐの和室は2階の床も撤去したことで 吹き抜けの空間を生み出しました。

上部に広がる空間と1階の玄関ホールへと2階の広縁の窓から光が注がれます。

【BEFORE】

階段と階段周りの手すりは昔ながらの立派な木材を使用したものでした。

部屋と部屋が建具で仕切られており、あまり光も入ってきませんでした。

【AFTER】

階段と一部の手すりはそのまま残し磨きました。

新たに造作した手すりは以前の物にデザインを似せて少し高さを高くして造作しました。

玄関ホールからLDK、階段へと続く部分は壁ではなく縦格子デザインの4枚の建具を設置することで

圧迫感がなく、且つLDKにも光を取り入れることができます。

また建具を引き込めば広々とした玄関ホール・LDK空間が生まれます。

【BEFORE】

洗濯機は屋外のボイラー横に設置してありました。

今までは勝手口から出て洗濯をされていました。

またトイレはタイル貼りのトイレで冬場が寒そうでした。

お風呂は段差もあり、床も滑りやすいものでした。

【AFTER】

お風呂はユニットバスにし、保温性能、掃除のしやすさ、転倒しにくい床素材などにより快適性があっぷしました。

また、打たせ湯をしながらTVと音楽を楽しむことができます。

トイレはタンクレスタイプのトイレにし、掃除も楽々です。

洗面脱衣スペースは広くとり、朝の忙しい時間帯でも鏡の前が混雑しなくていいように鏡+収納は2つ設置しました。

脱衣室にある勝手口を開けると物干しテラスにでることができ、洗濯~洗濯干し~取り入れが楽になります。

広々としたカウンタースペースは取り入れた洗濯物を畳むスペースにも使用できます。

洗面ボウルの反対側の壁には稼働棚を設置することにより、簡単なタオルや着替えを置くことが出来ます。

【BEFORE】

和室2部屋~廊下は建具で仕切られており、光もあまり入りませんでした。

【AFTER】

建具で仕切られていた空間でしたが、抜ける柱を抜き補強をすることで広々としたLDK空間を確保できました。

LDKには床暖房を入れ、天井もなるべく高くとりました。

サッシも新たにし光が入るLDKになりました。

キッチンはアイランド型を採用。背面にはたっぷりと収納できるシステム収納を設置しました。

またキッチンの一画にはパントリーも設置。

キッチンの背面側は脱衣室なので家事動線もバッチリです。

照明はLEDのダウンライトとキッチン上部とダイニングテーブルが来る予定の場所の上には

スライドレールを設置することで施主様のお好みのデザインのペンダントライトを設置できます♪

【BEFORE】

2階には和室の部屋が4部屋と広縁がありました。

今回の工事で和室は1部屋を残し、1部屋(玄関ホール上部)は解体し残り2部屋は洋室へとリフォームしました。

【AFTER】

クローゼットを備えた洋室を2部屋確保。

梯子の上には小屋裏収納スペースを造作しております。

広縁の横の和室は吹き抜けスペースになり、和風の大きなペンダントライトを吊り下げました。

下から見上げると迫力の空間です。

【AFTER ギャラリー1】

離れも母屋の漆喰塗りの外壁に色を合わせて塗装しました☆

【AFTER ギャラリー2】

2階のそれぞれの部屋を区切る壁の上の梁が見える空間は実はアクリルパネルが入っており

立派な小屋組みを見せつつ光を取り入れることもでき、冷暖房効率にも考慮してあります。

小屋裏収納も勾配天井にすることができるだけ空間を広く確保しています。小さいながらも小屋裏収納に窓を付けることにより

ちょっとした秘密基地のような屋根裏部屋になりました。

普段使わない時は3枚の引き込み戸を引き込んでおけば吹き抜け空間へとつながる広々とした部屋になります。

収納もタップリあるので洋服もスッキリと収納できます。

工事場所 : 福山市
邸名   : M様邸
工事内容 : 古民家リノベーション工事
工期   : 8か月
金額   : 3000万円

そのほかの古民家リノベーション工事など、施工事例はこちらでご紹介しております。

また、リノベーションの流れよくある質問のページも、併せてご確認ください。

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