外壁塗装は、家を守るために欠かせない重要な役割を担っています。
雨風や紫外線、カビなどの過酷な環境から外壁材を保護し建物の劣化を防ぎます。
しかし、塗装が劣化しても放置してしまうと、建物の寿命を縮めたり思わぬトラブルを招いたりするリスクがあります。
外壁塗装の目的とは
外壁塗装の目的は大きく2つあります。
1.1 家を守る
外壁は、雨風や紫外線、カビなどの過酷な環境に常にさらされています。
外壁塗装は、これらの外敵から外壁材を保護し、建物の劣化を防ぐ役割を果たします。
具体的には、以下のような効果があります。
防水性
塗膜が外壁材に防水層を作り、雨水の侵入を防ぎます。
雨漏りの原因となるひび割れや浮き上がりも抑制します。
耐候性
紫外線による色褪せや塗膜の劣化を防ぎ、建物の美観を保ちます。
また、酸性雨や塩害などの外的要因からも守ります。
断熱性
遮熱塗料を使用することで、夏場の室温上昇を抑え、冷房費の節約に貢献します。
冬場は逆に熱を逃がさず、暖房費の節約にもつながります。
防カビ・防藻性
カビや藻の繁殖を抑制し、外壁の劣化を防ぎます。
カビや藻は、建物の美観を損なうだけでなく、アレルギーの原因にもなります。
外壁塗装は、これらの効果によって、建物の寿命を延ばし、快適な住環境を維持することができます。
1.2 美観を保つ
外壁塗装は、建物の外観を美しく保つためにも重要です。
経年劣化によって塗料膜が色あせたり、剥がれたりすると、見た目が悪くなり、建物の資産価値も下がってしまいます。
外壁塗装には、様々な色や質感のものがあります。
建物の雰囲気や周りの環境に合わせて、好みの塗装を選ぶことができます。
近年の外壁塗装では、光沢を抑えたマットな質感のものや、ツートンカラーなど、バリエーションも豊富です。
デザイン性だけでなく、機能性も兼ね備えた塗料も多くあります。
例えば、汚れが付きにくい塗料や、低汚染塗料などがあります。
外壁塗装を放置するとどうなる?
外壁塗装を放置すると、以下のようなリスクがあります。
2.1 見た目が悪くなる
外壁塗装が劣化すると、塗膜の色あせや剥がれが目立ち始めます。
ひどい場合は、外壁材が露出してしまうこともあります。
こうなると、建物の外観が損なわれ、資産価値も下がってしまいます。
2.2 雨漏りが発生しやすくなる
外壁塗装が劣化すると、防水性が失われ、雨水が外壁材内部に浸透しやすくなります。
これが原因で、雨漏りが発生することがあります。
雨漏りは、建物の構造体を腐食させ、シロアリなどの害虫の発生原因にもなります。
2.3 家の寿命が短くなる
外壁塗装を放置すると、外壁材が劣化し、建物の構造体まで損傷してしまう可能性があります。
こうなると、建物の寿命が短くなり、大規模な修繕が必要になる場合があります。
2.4 結果的に費用が高くなる
外壁塗装を放置すると、後々になって大規模な修繕が必要になる可能性が高くなります。
大規模な修繕には、外壁塗装よりもはるかに高額な費用がかかります。
2.5 資産価値が下がる
外壁塗装が劣化すると、建物の外観が損なわれ、資産価値が下がってしまいます。
家を売却する際や、賃貸に出す際にも、不利な条件となる可能性があります。
まとめ
外壁塗装は、建物を守るために欠かせません。
定期的にメンテナンスを行うことで、建物の寿命を延ばし、快適な住環境を維持することができます。
また、美観を保ち、資産価値を守るためにも重要です。
外壁塗装を検討している場合は、複数の業者から見積もりを取り、慎重に業者を選ぶようにしましょう。
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