畳の張替え、気になりますよね。新調する以外にも方法があることをご存知でしょうか?今回は、畳の張替え方法とその目安時期、そして張替えに最適な季節について解説します。畳の新しい一面を見つける手助けになれば嬉しいです。
畳の張替えの基本:新調、裏返し、表替え
畳の張替えには、新調、裏返し、表替えの3つの主要な方法があります。
畳を一新する新調、表面を裏返して使う裏返し、畳床をそのままに表面だけを交換する表替え。
それぞれのメリットやタイミングを理解して、最適な選択をしましょう。
新調:畳を完全に一新
- 目安時期: 平均で5年ごとに裏返し、その後10年~15年で新調
- 特徴: 畳表、畳縁、畳床をすべて交換
- 季節のおすすめ: 春、畳の新製品が出回りやすい時期
裏返し:未使用の裏側を利用
- 目安時期: 平均で5年ごとに裏返し、その後10年~15年で新調
- 特徴: 畳表を裏返しにして使用、畳縁は新しいものに交換
- 季節のおすすめ: 夏、湿気が少ない時期が適している
表替え:畳床をそのままに表面だけ交換
- 目安時期: 裏返しを経て10年~15年で表替え
- 特徴: 畳床はそのまま、畳表と畳縁を新調
- 季節のおすすめ: 秋、雨が少なく畳の張替えに適している
畳の張替えと季節の関係
畳の張替えにおいて、季節は重要な要素です。
適した季節に行うことで、畳の劣化を最小限に抑え、快適な生活空間を維持できます。
春:畳新製品が豊富
- 張替え方法:新調
- 理由:新しい畳が出回りやすく、畳の香りがフレッシュ
夏:湿気の多い前に張替え
- 張替え方法:裏返し
- 理由:湿気が多い夏前に行うことで、新しいイ草の劣化を防ぐ
秋:雨が少なく作業に適している
- 張替え方法:表替え
- 理由:雨が少なく、畳の張替え作業がしやすい
冬:畳床を乾燥させる最適なシーズン
- 張替え方法:表替え
- 理由:空気が乾燥しているため、畳床の乾燥が効果的
まとめ
畳の張替えは、新しい畳を取り入れる新調から、畳を有効活用する裏返しや表替えまで様々な手段があります。
季節によっても適した方法がありますので、畳の状態やお部屋の環境に合わせて最適な時期に行うことが大切です。
どの季節に行うか迷ったら、このガイドを参考にして畳の張替えを行ってみてください。
新しい畳で快適な和室を楽しんでくださいね。
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