窓の結露対策 について
こんにちは。
福山市のリフォーム・増改築専門店 Reくらす(りくらす)の高橋です。
さてさて、今日はこれからの季節に お悩みとご相談続出の窓の結露対策についてご紹介します。
朝晩が寒くなってきたこの時期、お客様と話をする中で必ず窓の結露の話になります。
私もそうですが、皆様色々試していらっしゃいます(*_*;
今日はM様とのお話の中ででてきた結露対策について書かせていただきます。
自分でできる結露対策ですが、例えば・・・
①窓にプチプチのシートを貼る
こちらは結構有効な手段でカーテンがびしょびしょになるのを防いでくれます。
しかし、アルミ部分は結露しますし、何より窓とシートの間に黒のポツポツとした
カビが生えるので私は嫌でした。
②窓ガラスの下部分に吸水のシートを貼る
↑こちらも窓をしたたり落ちる水は変わらず発生しますし、吸水したシートがカビるので
嫌でした。
③窓用ヒーターを設置
↑こちらはコンセントに差し込み置くだけの窓用ヒーターです。
私は使用したことはないのですが、お客様曰く、「結構いい。結露は設置してからしていない。
だけど夜通しつけておかないといけないしヒーターを切り忘れそう」とのこと。
ただ、ヒーターを使用している時は結露しないということなので効果はありそう。
その他いろいろありますが、M様は1階のお部屋は 弊社でプラマードUという
内窓を設置していただいております。
以前は毎日結露の掃除をされていましたが、内窓を設置してからは一切しなくて
良くなったと言われていました。(必ずしも結露しないというわけではないのでご注意ください)
M様曰く、いろいろ試したけど 費用がかかっても内窓を設置するのが一番効果があったとのことです。
結露に悩まれている方は 内窓設置も 視野に入れてご検討されてみてはいかがでしょうか?
↑結露によりボロボロになった床材。
では、なぜ結露は起こるのでしょうか。
結露が出来る原因は気温と湿度(水蒸気)が関係しています。水蒸気は常に空気中に存在しており、
気温が暖かいと空気中に多く含まれて冷たいと含まれる量が少なくなる傾向にあります。
部屋の中の暖かい空気が窓際の冷たい空気に触れると空気中の飽和水蒸気量が急激に減少して、
水蒸気が水滴へと変化して窓に付着します。これが結露の原因です。
そのため結露は外の空気と室内の気温の寒暖差が激しくなりやすい冬や湿度が高くなりやすい
梅雨の時期に発生しやすいのです。特に気温差の激しい朝方は結露が発生しやすい時間帯と言えます。
ペアガラスによる効果
断熱効果の高いペアガラスは冷たい外気の影響を受けないので結露の発生も防いでくれます。
単板ガラスの場合気温が8℃以下になった際に結露が発生し出すのに対して、
単板ガラスを使用したペアガラスは-1℃以下で発生します。
また中空層に真空層を封入したペアガラスは-23℃まで、アルゴンガスが封入されたペアガラスは-28℃まで結露の発生を防いでくれます。
↑ 引用 :YKK ap HPより
現在の単層ガラスをペアガラスに替えるだけでもある程度の効果は得られますが
やはりアルミの部分が結露してしまいます
内窓を設置することで結露がなぜ解消されるのか?
その理由は窓を二重構造にして中空層を作ることで冷気の侵入を防いでいるからです。
結露は室内の暖かい空気が外の冷たい空気に接触することで発生します。
しかし二重窓の場合外の冷たい空気が室内に侵入する際に中空層で常温に戻ります。
そのため室内の窓付近で気温のギャップが発生しない為結露が出ないのです。
↑ 引用 :YKK ap HPより
上記のBEFORE AFTERの写真で見ると一目瞭然ですね!
シートを貼ったり等自分でできる対策もこれから先何十年も買い替えて貼り換えていく手間を
考えれば内窓設置も選択肢の一つに入れてみるのもいいのではないでしょうか。
見積もりのご依頼や設置のご相談は Reくらすまでお気軽にお尋ねください(^^♪
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高橋 瑠美
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