和室から洋室へリフォームのポイント!!
皆様こんにちは♪
福山市 リフォーム 増改築 専門店
Reくらすの島田です(^○^)
さて、今日は和室から洋室へのリフォームする際のメリットやポイントについてお話ししたいと思います(^^)/
まず、和室と洋室の違いを皆さまご存知ですか?
畳とフローリングだったり、ジュラクとクロスだったりとご存知の方もいらっしゃると思いますが、
その構造自体も違うのです!!
1.和室と洋室の構造の違い
①床構造の違い
床構造には2つの違いがあります。
1つは下地の間隔の違いです。和室の畳の下には根太(ねだ)と呼ばれる横木が一定の間隔で置かれています。
畳を支えるためのものです。
洋室のフローリングの下にも根太はありますが、根太の間隔が違います。
畳の場合は畳自体に比較的に強度があるので根太の間隔は広めの445mm前後です。
しかし、フローリング材は畳に比べ強度が低いので根太の間隔は狭めの303mm程度になっています。
畳からフローリングに変える際にはこの根太を増やす工事が必要となります。
もう1つは畳とフローリング材の厚さの違いです。
畳の厚さは約40~50mmで、フローリング材の厚さは12mm程度です。
畳からフローリング材に変更しただけでは出入口や他の部屋の床との段差ができてしまいます。
また、築年数がだいぶ経過している家では畳の下地に断熱材が使われていないケースがあります。
畳よりもフローリングは冷たく感じやすいので、断熱材を床材の下に設置する工事もしておく事をお勧めします。
②壁構造の違い
壁構造の違いは、和室の壁が真壁(しんかべ)という柱が見える構造になっている場合が多いのに対し、
洋室は柱が見えない大壁(おおかべ)という構造になっていることが一般的です。
真壁を大壁に変更する場合は、胴縁(どうぶち)といわれる下地を柱と柱の間に組んでいきます。
その上に石膏ボードを張ることで柱を隠し、壁紙を張って仕上げます。
2.洋室のメリットとは?
では和室から洋室へリフォームするメリットとは何なのでしょうか?
それを知るためにもまず、和室のデメリットを知っておきましょう!
①和室のデメリット
・畳は湿気が溜まりやすく、十分な換気ができていない場合ダニやカビが発生しやすい
・障子や畳のメンテナンスが必要
・重たい家具を置くとへこみが生じる
・障子の桟や鴨居などにホコリが溜まりやすいのに掃除がしにくい
そして洋室はそれを解消してくれます!
②洋室のメリット
・ダニやカビの発生によるトラブルが解消される
・傷みやすい畳、障子、襖の張り替えが必要ない
・家具を置いても跡が残りにくい
・ホコリが溜まる場所が少なく掃除が楽
椅子やベッドを使う洋風の暮らし方(ライフスタイル)に合わせた部屋づくりをすることができます。フローリングの上にカーペットやラグ(床全体ではなく一部に敷くもの)を敷けば、寝転がることもできて、部屋の雰囲気も変わります。布団からベッドにすることで、お年寄りでも寝起きが楽になり、布団の上げ下ろし作業もなくなります。
和室を洋室にリフォームするとき、配慮しておきたいことの一つにバリアフリーがあります。
部屋の入口や床の段差をなくしたり、手すりを設置したり、安全性に配慮しておくと将来的にも安心です。
費用はかかりますが検討しておきたいポイントです。
必要になってから部分的にバリアフリーにすると費用がかさむので、
部屋と廊下、部屋と部屋などに段差がある場合には、
リフォーム時にまとめて工事することをお勧めします。
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島田 啓輔
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