窓・ガラスの性能について
皆さんこんにちは!!
リフォーム・増改築専門店
Reくらす(りくらす)の馬屋原です(^^)/
今日は窓の性能とガラス性能についてお話します。
窓の性能はJIS基準では下記のように定められています。
①【耐風圧性】 強風など内外からの力に対してどの程度耐えられるかを示す性能
JIS A 4706-2000(サッシ)ではサッシの耐風圧性能について表1の等級と判定基準を定め、
JIS A 1515-1998 (建具の耐風圧性試験方法)に従い試験し、判定基準に適合しなければならないと定められています。
サッシに要求される耐風圧強度はサッシの地上高による予想速度圧、
建物の形状による風力係数、地域別軽減係数、建物の立地条件等により求められます。
②【水密性】屋内への雨水浸入をどの程度防げるかを示す性能
JIS A 4706-2000(サッシ)ではサッシの水密性について表2の等級を定めています。
JIS A 1517-1996 (建具の水密性試験方法)に従い毎分4 /㎡(時間あたり降雨量240㎜に相当)の水量を
サッシ全面に均等に噴霧しながら、サッシ内外に圧力差(表2に示す等級毎の値を中央値とした脈動圧)を与え、
10分間継続し下記の状況が発生しないことと定められています。
③【気密性】サッシのすき間からどの程度の空気の出入りがあるかを示す性能
JIS A 4706-2000(サッシ)ではサッシの気密性能について表3の等級を定めています。
JIS A 1516-1998 (建具の気密性試験方法)に従い試験し、該当する等級について、
通気量が図1に規定する気密性等級線を上回らないことと定められています。
気密性の良否は室内の冷暖房効率、遮音その他に大きく影響します。
気密等級はA – 1、A – 2、A – 3、A – 4 の順で気密性が高くなります。
一方、気密と逆に換気不十分による問題も生じることがあります。
新鮮な外気を取り入れるサッシ組込み可能な換気框商品も用意しています。
④【断熱性】屋内の熱移動をどれくらい抑えることができるかを示す性能
JIS A 4706-2000(サッシ)では、サッシの断熱性能について表4の等級を定めています。
JIS A 4710-1996(建具の断熱性試験方法)に従い試験し、該当する等級について
対応する熱貫流抵抗値に適合することと定められています。
断熱サッシの選択の目安として、JIS等級の他に新省エネ基準、次世代省エネ基準等があり、
表示方法が違っていますが、一応の目安となるように表4のような近似したグループに分けることができます。
⑤【遮音性】屋内・外への音の出入りをどの程度遮ることができるかを示す性能
JIS A 4706-2000(サッシ)ではサッシの遮音性能について表5の等級を定めています。
JIS A 1416-2000 (実験室における建築部材の空気音遮断性能の測定方法)に従い試験し、
図2の遮音等級線を用いて下記判定基準の(1)又は(2)のいずれかに適合する場合、
その等級線で表される等級と定められています。
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馬屋原 章裕
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