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伝統再築士(古民家再生)

皆さんこんにちは!!

伝統再築士の馬屋原です(^^)/

 

先月、受講した「伝統再築士」の試験結果が届き 
無事合格しました!!!

 

改めて、伝統再築士とは・・・(以下引用)

再築基準検討委員会の答申に基づいて策定された再築ガイドライン(再築基準)に基づき、
次世代に引き継ぎたい文化的価値の高い伝統的な木造建造物を残す為の専門の知識を有するものを
育成することを目的とした一般社団法人住まい教育推進協会が認定する資格制度です。

 

古民家と呼ばれる建物を改修、リフォームするために必要な知識を有する資格とも言えます。
【古民家の定義】
古民家の定義は民俗学では一般庶民が住む古い建物とされるが、
登録有形文化財に合わせ、築50年以上の建物、木造軸組構法、伝統構法、在来工法の住宅です。

 

古民家には、様々ありその使用目的や時代、地域、気候など諸条件によって多くの建築様式があります。
使用目的に限っても農家庄屋屋敷、一般民家(都市部の民家)、商家、武家民家、
建家屋敷
などがあり、
岩手県を中心に東北地方周辺にみられる曲屋白川郷五箇山などに見られる
多層階建ての合掌造りなどの特殊な民家もあります。

 

 

屋根は、本来は主に茅葺が多いですが草葺などもあります。
最近はその上にトタンを貼ったものや葺き替えて作られた
瓦葺、瓦棒葺、トタン葺などが多くなっています。
しかし、老朽化や住人の高齢化に伴い取り壊される建築が多くなっているのも事実です。

 

古民家に使われている木材は、現在のハウスメーカーに代表される安易な方法とは異なり、
いわゆる適材適所が採用され、腐りやすい部分にはなどが使用され、には強度の高い松、
内装にはなどの目に優しく木目の美しい木材や、調湿効果に優れた素材が使い分けられます。

このためメンテナンスさえ怠らなければ、200年から300年は持つように作られているのです。

 

古民家再生リフォームという言葉を聞いたことはないでしょうか?
なぜ【古民家】を後生に残すのか?

これは日本の伝統的な家の造りの良さの再発見がその背景にあるようです。
百年近く、またはそれ以上の歳月の風雪に耐えてきた古民家には独特の魅力があります。
特に黒光りする大黒柱、天井に走る太い梁などはそれ自体に味わいがあり、
現代の建築では再現しようもありません。

 

また、古民家には新建材などが使われておらず、シックハウスやアトピーなどの
原因物質を含んでいないことや、古民家で使用されている木材は
『数百年経っていてもリサイクルして再使用できる』という点も古民家の魅力です。
さらには、田舎に気に入った古民家を見つけて移住するといった
「田舎暮らし」の人気も、古民家再生のブームを根強いものにしているようです。

 

伝統再築士は、減少していく伝統的な古い住宅を快適な生活空間に生まれ変わらせ、
活用しながら残す事で文化や技術の継承が民間あるいは個人で可能となり、未来の子ども達へ
日本の住文化を伝えることが使命である、と思います。

 

福山市・府中市・尾道市・笠岡市
古民家リフォームをお考えの方はReくらす
伝統再築士 馬屋原までご相談ください(^^)/

 

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伝統再築士 馬屋原 章裕

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